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愛知県常滑市議会議員「井上きょう子」の活動日記
7月8日~9日、愛知産業労働センターにて、東海自冶体問題研究所主体のセミナーに参加した。1日目は「地域主権改革」と今後のゆくえと題して、立命館大学教授の森 裕之氏、「ご当地グルメで町を元気に」と題し、四日市大学准教授市の講演会が行われた。

地域主権改革は1990年から始まったが、豊かさの実感がなかった。今まで国から補助金をもらうため、全国どこでも同じような公園や駅前開発になっていた。地域のニーズに合ってないものであった。

民主党政権下では、そこで地域にお金を出し地域に任せるという地域主権改革を行おうとしているが、地域に任せられても動けないところもあり、なかなか進まないところである。

この問題はとても広範囲の改革をしなくてはならず、そう簡単に改革できそうもないほど複雑なものである。講演を聞いてて、とても難しい問題であるとつくづく感じた。


2日目は「入門・地方自治法」と題して、南山大学准教授の豊島明子氏の講演であった。
     先生
地方自治とは何か、近年の地方自治法制の動向、義務付け・枠付けの見直しの法制化など、例題を挙げながらの講演であったが、とても難しいお話であった。

今までは国で決まったら従わなくてはいけないものが多かったが、これからは緩和されるので、議会がしっかり審議をしなくてははならないということである。

現在常滑市で行われる事業のいくつかは、補助金がらみであるので、国の規定に従いながら行う事業である。私が一般質問をした時も何か歯切れが悪い回答であった。これはまさにひも付きであり、市民の要望で、市民の意見を聞きながら行う事業には程遠いものである。

今、国会は菅おろしに躍起になっているが、国民はだれもそんなことは関係ないことである。与党野党関係なく、震災復興や、このような地域のことは地域で決定できる地域主権改革を早急に作ってほしいものである。

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