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愛知県常滑市議会議員「井上きょう子」の活動日記
泉佐野市民病院研修風景
2日目の研修先は、南海空港線・JR関西空港線「りんくうタウン」駅
より徒歩で数分のところにある市立泉佐野病院である。
    泉佐野市民病院
  
空港開港後の平成9年10月関西国際空港の対岸のりんくうタウンに市民病院は
新築移転した。市立感染症センター、府立泉州救命救急センターと共にりんくう
総合医療センターとして発足し、総合的な病院として設備も整っている。

診療科は21あり、一般病床数348床(ICU8床,NICU6床含む)、感染症病床10床
常勤職員は医師64人、看護師262人、技師54人、事務員18人 計98人
非常勤嘱託医は医師33人(うち研修医14人)、看護師39人、技師25人、事務員8人
その他3人の計108人

玄関をはいると吹き抜けがあり、イタリアの装飾を使った贅を尽くした豪華な
病院が借金で建設された。
     吹き抜けの市民病院
    
しかし泉佐野市は平成6年、関西国際空港の開港とともに、人口増になり、
「りんくうタウン」には大型店、ホテルが立ち並んできたが、当初の
計画通りには行かず21年年2月には「早期健全化団体」に転落した。

人口102,798人、古くから日根郡の中心として、商業、工業、農業、漁業
いづれも盛んな所であるが、やはり空港関連の投資のつけや医師不足も
加速し、病院経営にまで影を落としている。

新市民病院の建設から13年。38年度までに追加出資額40億円の支払いを
しなくてはいけない。その上、16年から医師不足が始まり、再建に向かって
17年に6回の「あり方検討委員会」が開催され、そこで地方独立行政法人化が
提案された。

法人化への移行プロセスとして、病院内に改革プラン推進委員会を設置する
と共に、市においても独立行政法人への移行準備事務を担当する部署を設置して、
市と病院が一体となって独立法人化を推進していくとしている。

独立法人化する目標年度は遅くとも平成24年度当初とし、可能な限り早期に
独立行政法人としてのメリットを発揮した病院経営に転換していくとある。

  再来受付                  泉佐野市空き地
再来者の方の受け付けはこの機械で   病院周辺はまだ空き地が埋まらない。


地方独立行行政法人化とは・・・
地域において公共上の見地から確実に実施されることが必要な事業で、民間では必ずしも実施されない恐れがあるものを、効率的かつ効果的に行わせることを目的に市が設立する法人のことを言います。
地方独立行政法人には、公共的サービスをきちんと提供する役割が法律上位置づけられています
救急医療をはじめ、災害医療、周産期医療、高度医療など、採算性が低くても市民にとって真に必要な医療を提供するために必要な財産は市が措置します。

新市民病院建設に大きな決断を

近年の医師不足の深刻化などにより、平成19年12月付で国から各自冶体に公立病院改革ガイドラインが示され、それに沿って泉佐野市民病院も病院改革プランを作成し、平成20年から5年間で地方独立行政本陣かに移行する予定。

常滑市は空港建設前、多くの行政職員、議員、区長などの市民も泉佐野市へ毎年視察に出掛けていた。その時、泉佐野市の病院関係者は「借金をしてまでも大きく立派な建物をたてないように」と助言したそうだ。また、そのころすでに泉佐野市は破たん状態であったのだが、常滑市も同じ轍を踏んでいるような気がする。今の結果をみると視察は何のために行っていたのだろうと疑問に感じる。

常滑市も状況としては泉佐野市と類似するところがあり、新市民病院建設に当たっては大きな決断をしなくてはならない時期に来ている。坂出市の病院長は地方独立行政法人は公立病院ではないと言い切る。今後どのような方向に行くかは行政、議員、市民を交え、真剣に考えなくてはいけないのではないか。

       
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