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愛知県常滑市議会議員「井上きょう子」の活動日記
 来年度8億6000万円赤字

 11月協議会では、来年度以降の4年間で74億円の財源不足ということで、9項目にもおよぶ行財政改革づくり案が提出され、議論がなされました。しかし、各部門で魚財政改革を実施しても財源不足は解消されず、09年度は8億6千万円、以降も毎年2億8千万円ー7億6千万円の赤字となる見通し。不足分は退職手当債の活用や下水道基金の取り崩しなどの臨時措置でしのぐ。しかし、24年度以降は臨時的再生措置を行ってもさらに財源不足が発生する内容になっている。

市民病院の本当の赤字の原因は

 特に病院は18年には検討委員会を作り、19年には800万円かけて経営コンサルタントに依頼していてもなかなか改善されない状況は、赤字の本当の原因が追求してないこと、市民の声を聞いて改革してないことにあるのではないか。経営改善ができない病院ではいくら外観がきれいになっても元の黙阿弥ではないか。行財政改革も含め市民を巻き込んだ経営改革でないと成り立たない時代であることを早く行政マンは気が付いてほしい。

行革には市民、プロフェショナルの参加を
 行財政改革の一環として、市立幼・保育園の統廃合、4公民館・図書館の民営化、ちびっこ広場、ゲートボール場一部閉鎖、66の補助金を10パーセント削除、公民館の連絡所は3日間のみ実地、芸能フェスティバル廃止、今後4年間で類似団体並の職員総数になるために100人規模で削減などなど発表がありました。しかし事業の中には、2億4500万もの事業や常滑駅前開発の60億円もの事業は見直さず進んでいくという。何が緊急性、優先度などを考慮し、繰り延べ、見直しているか疑問に感じる改革である。

時代遅れの議会?
 改革をする場合、行政の手法は徐々に毎年していく方法だが、このような状況下の中企業のようななぎなたをふるう改革をしなければ間に合わないと思った。その時、住民代表の議会が一丸となり、こちらも行革のマニフェストを作り行政に協力をする体制になるべきではないか。相変わらず事前に説明を受けた最大会派のお歴々は協議会ではほとんど質問をしませんでした。行政と最大会派がくっついて議事をスムースに進ませる協議会は時代遅れだということを、たぶん多くの議員は思っていることでしょう。常滑市の財政は崖っぷちですので。
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