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愛知県常滑市議会議員「井上きょう子」の活動日記

農業者のためにTPP反対を唱えている農協!私たちが知らない現実があるようです。
構想日本から配信された原稿を掲載しました。どうぞお読みください。

【1】 TPPと農協貯金の矛盾

       京都大学経済学研究科・経済学部 特任教授 宇野 輝



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 「当金庫は農林水産業者の協同組織を基盤とする全国金融機関

 として、金融円滑化を通じて農林水産業の発展に寄与し、もっ

 て国民経済の発展に資することを、その目的としています。」



 この文は農林中金の最高経営責任者が平成24年度のディスク

 ロージャー誌の冒頭で経営戦略を述べたものです。しかし、

 農林中金の資金運用を見ると、実際の経営方針は「農協会員

 への安定的収益還元に努めること」だと思わざるを得ません。



 農林中金は、バブル崩壊後、「失われた10年」の間に産業融

 資部門を縮小し、末端の農協組織を整理統合し、非効率店舗

 を急速に廃止していきました。また、クレジットカード部門

 をメガバンク系カード会社に売却するなど、リテールバンキ

 ングから撤退し、有価証券運用に徹するいわゆる「農中ビジ

 ネスモデル」に転換しました。ところが、これらが裏目に出

 て、平成20年のリーマンショックで巨額の運用損を出したこ

 とは記憶に新しいと思います。



 しかし、その期末には1兆3,805億円の増資を行い、資本金が3.4

 兆円という巨大な金額になりました。連結自己資本比率は平成

 21年3月期で15.56%でしたが、平成24年3月期は24.67%となり、

 再びリスクの高い外国有価証券運用によるハイリターンの下、

 国際部門の収益を上げています。いまや農林中金は、海外では

 「日本最大のヘッジファンド」として知られているのです。



 平成24年3月期の決算では有価証券の運用平均残高42.3兆円で、

 そのうち国際部門のシェアは59.6%となっています。国際部門

 の資金運用収支額は2,075億円の黒字で資金粗利鞘は0.85%と高

 いのに対して、国内部門は国債に15.6兆円運用しており、資金

 運用利回りは0.55%と低くなっています。



 国内部門の資金粗利鞘は0.35%減となり、資金運用収支額は1,444

 億円の赤字となりました。この赤字の要因は、平均調達残高48.4

 兆円のうち下部組織からの定期貯金(系統預け金)が34.1兆円

 でシェアの70.1%を占め、資金調達利回り(預金者にとっての

 金利)が0.90%と異常に高いことにあります。信農連の系統預

 け金30.9兆円をリスクのない高利回りの定期貯金として農林中

 金に運用することによって、その収益で信農連の組織を維持し、

 更に全国の下部組織である農協等の組織を維持していると推測

 できます。



 このように、農林中金は農協組織全体を維持するために出した

 赤字を埋めるために、外国債券や外国投資信託への運用収支利

 益によってリスクの高いビジネスモデルを引き続き維持してい

 かねばならないという状況なのです。



 農協グループ全体の根源的な88兆円の貯金は、単純合計でも41.5

 兆円が貸出金に運用され、預貸率(預金に対する貸出の割合)

 は47.2%にしかなっておらず、貸出先を見ても直接農林水産業

 に貸し出されている金額は極めて少ないのです。我が国の農林

 水産業の改革や育成のための投資をせずして外国企業に投資し、

 外国の産業育成によって金融収益面での恩恵を受けている。そ

 の一方で、「食糧自給率低下の危機」や「農林水産業衰退防衛」

 を訴え、農林水産品については外国の参入を拒みTPPに反対する。

 これは全く自己矛盾した行動ではないでしょうか。
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5日、研修後ちょうど東京ドームで「テーブルウエアーフェスティバル」が行われていて、常滑焼も出店しているということで行ってみた。日本国中の窯元やお店が、また有名人もテーブルウエアーに参加したりして、見ごたえのある素晴らしい催しであった。
   ザクロ

補助金をもらって出店しているブースや、自費で参加している店など様々な形態での参加であった。ブース内では椅子が一つもなく、売る側は交代でしか休むことができず、とてもハードな出店である。
   ゆり

常滑からは今日は8人のスタッフが参加し頑張っていた。皆さん本当に一生懸命常滑焼を進めていたので、私もほんの少しお手伝いをした。7時の終了後水道橋の駅前でみんなでご苦労さん会をするということで、一緒に参加させてもらった。今日も一日充実した日を過ごせました。皆様に感謝です。
   乾杯
   横カップ