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愛知県常滑市議会議員「井上きょう子」の活動日記
無駄使いを住民の手でチェック!
     
37自冶体及び文部科学省など6省で実施

仕分け作業
仕分け作業。中心がコーデイネーター、左側構造日本仕分け人、右側3人市民仕分け人。

8月29日大阪市職員人材センターにおいて、大阪市が「構造日本」に依頼し、事業仕分け作業がおこなわれた。400人もの傍聴者の中、事業ごとに4会場に分かれ、総勢28人のコーディネーター、仕分け人がそれぞれの事業に関して判定を下す。

今まで行政だけで作って施行してきた事業を、市民の目線で公開の場所において、客観的な視点から見直しの議論をするものである。2002年にスタートした試みで、この作業も今回で50回ほどになるという。
傍聴者

今回の大阪市の44事業のうち、今まで通りは0、不要と改善あわせて7割に達した判決であった。要改善の判決でもかなりの見直しがあった。この結果が即市の決定ではなく、
判断材料になるとのこと。

総評では行政は今までの縦割りをこわし、謙虚になり、中で大いに議論し行政の在り方を考えててほしい。公のお金を使うには第3者の目にさらされ、市民への説明責任と事業効果を分かりやすくすることである。

この作業を通じて、議論のプロセスを大切にし、職員は市民を信じ、市民と協働することが自己改革であることを学んでほしい。

国と地方は連動しているので市だけではどうにもならないことがある。上からおりてくる国の一極集中も社会保険庁でもわかるように問題である。今後足元から見直していく必要がある。

常滑でも、しがらみ予算だったりで、無駄な事業がおこなわれている。お金のある時代はそれでもいいかもしれないが、これからは市民目線に立ったこのような事業仕分けをやるべきではないだろうか。

主催者が冒頭、「今回のこの会場ではクールビズを進めております」と言われた。400人の参加者でだれ一人としてネクタイ姿の方がいなかったのと、大阪市長は黄色と白のポロシャツ姿で挨拶をしたこと。さすが参加者のレベルが高い!夏でもネクタイ、背広の議会とは大違い。クーラー代は税金なのに。





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 なぜこの時期に?

経済危機対策 国費15,4兆円、事業費56,8兆円
         
本日(25日)8月協議会に下記の内容が出されました。

(1)国の経済危機対策への対応について
地域活性化・経済危機対策臨時交付金として、通学路など緊急安全対策事業、小中学校校舎、体育施設工事費、図書館施設整備事業など10事業に対して9865万7千円交付される。

公共投資臨時交付金として7434万円国からおりてくるというもの。

補助対象事業として、地域自殺対策緊急強化基金事業費、子育て応援特別手当支給費、感染症対策備品購入費、女性特有のがん検診推進事業費など約2億9千8百円の事業である。

しかし、この計画には民主党は反対ということで、今回の選挙で民主党が勝てば廃案になる可能性があるとのこと。これってまさに選挙のためのばらまき?市町村にこれだけの予算がおりてくれば有難いことだが、おりてこないかもしれない予算計上に国あげて作業をやったり、我々議論したりするのは時間の無駄になりませんか?この時期にこのような計画をする政治家は市民に向いていない証拠だと思いませんか。
(2)敬老事業について

(3)知多南部地域ごみ処理広域化事業の経過について
知多南部地域(半田、常滑、南知多、美浜、武豊)のごみ処理場を平成28年度稼働する予定で、協議を進めているもので、今回、建設のために知多南部広域環境組合立ち上げるというもの。

その他の合意事項では、半田福祉ふれあいプールの維持補修費及び15年間の管理運営費並びにクリーングランド撤去に伴う損失補償費など地元対策費として16億円を共同で負担し、半田市を除く1市3町は、このうち12億7,500万円を新焼却施設稼働時から15年間で負担するものとする。

今回この件についてかなりの質問があった。しかし、住民のほとんどはごみ処理場の建設について知らない人が多い。半田市では3回説明会があったが、常滑では一度も開かれていない。税金を支払う住民抜きで進められる方法をそろそろ考え直した方がいいのでは。ごみ処理のための協力は市民が不可欠であるのではないだろうか。

(4)私有財産の売却について
普通財産売り払い物件
    榎戸町1丁目76番の1
    港町1丁目10番
    新浜町1丁目1番2
    古場字五反田99番1     詳しくは広報をご覧ください。

これらの売却の募集方法は広報とこなめ、CCNC、常滑市ホームページでPR。今回4件ですが、昨年の物件が5件売れ残っています。市外の方はどこでこの情報を得るのでしょうか?本当に売る気あるのかしら?皆さん土地を買いたいお友達に伝えてください。
地域の中でいかに人材をつくるか

本日、名古屋都市センターにて高浜市長 森貞述氏の講演が「まちづくりの原点」というテーマで行われた。
どこ市町村も今まで公共施設を建てて行き、今後社会的インフラが200億円はかかる。財政改革のためには事業に優先順位をつけ進めていかなくてはいけない。老人施設などの食材は地元から調達、賄いの人も地元の人に働いてもらい、お金が地域で回るよう福祉を産業化していかなくてはいけない。

行政はこれこれをやりましたという入り口論で終わってしまうので、これからは団塊の世代の人材をどう生かしていくかとういう出口論を行政はつくっていかなくてはならない。行政は人材育成に力を入れるべき。
森高浜市長
地域でできることは地域で、行政ができることは行政で行う。今まで国から、県から市に降りてきた事業を待っていれば職員としては楽であった。それも他の市町が成功した後する。これではなかなか間違いをしないので工夫がなく、反復練習ができず本当の成功には導かれない。

時代が変わってきたとき、従来の制度を続けていたのでは、住民が職員の資質を問うてくるであろう。政策形成能力は職員で、現場能力は市民でするには、職員の能力を高めなくてはならない。

子供の医療を無料化するということは、医者にとっては混乱を招くことになる、介護保険にしてもサービスはタダではないので、インフォーマルなサービスをどのようにするか、その組織を作ってサービスの受け手と払い手をどうするか考えなくてはならない。

私は小さな政府論者である、税収は一定であり、全てを行政で賄うことは出来ない。財政指数が低かった時の方が交付税はたくさん入ってきていた。

人件費は30%以内で抑え、住民サービスを拡大し、地域の雇用を拡大するには、公務員だけで賄うのではなく、地域での人材発掘を入り口でやって、議会で出口をし、改革できるテンションが上がる人材ネットを作って行く。そして持続可能な自立した基礎自冶体の確立を目指して。

その他高浜市はトヨタ方式を入れた行政合理化政策、地域のまちづくりへの1パーセントの補助金制度、福祉充実政策など、いろんな人材を集め、工夫した政策をやっている町です。今日の講演は職員向けのようでしたが、なかなか中身の濃いものでした。




9月議会の一般質問が下記の日程で行われます。ぜひ皆さんお越しください。

日時  9月4日(金)・7日(月)9時30分より
     私は3番目ですので4日(金)の午前中になると思います。

内容  (1)財政健全化につながる今後の行財政改革を
     (2)子供に安心安全な食べ物を

通告に対する疑問?
一般質問は議会をスムースにするために前もって通告書を出します。議会の始まる10日前までに内容の要約を具体的にしたものを提出します。
今回「(2)子供の安心安全な食べ物」ということで、日本の子供たちの健康状態を書き、常滑の学校給食の現状についての質問をしたところ、これでは市民が理解できないし、具体性がないのでということでした。
通告というのは執行部に対してではないでしょうか。また学校給食の現状を聞くことが具体性に欠くことなのでしょうか。皆さんのご意見お聞かせ下さい。


     
「コミュニティーとしての自治体のあり方」

             講演会のお勧め

「住民参加・市民参加」
「コミュニティーとしての自治体のあり方」などなど
とても参考になる講演会です。行財政改革を悩んでいる職員の方、議員の方、
これから政治の参加が不可欠な住民の方など、ぜひご参加ください。
12人の職員をトヨタに1年間派遣し,トヨタ方式を入れ、徹底的に市役所事業を
改革していった市です。福祉に関しても進んでいますので、こちらに興味のある方もぜひどうぞ。
毎年とても中身の濃い講座です。
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○ 公開講座  http://www.jichinet.com/

 「まちづくりの原点」-愛知県高浜市の森貞述市長-

開催日時   2009年8月22日(土)
              午前10時より正午まで


○ 会  場  名古屋都市センター14階会議室

        (金山総合駅南のボストン美術館のあるビル)


○ 入場料 無料です。カンパは歓迎します
インターネットは禁止

昨日ある候補者の演説会に行ってきました。しかし、この場所に来ているのはその候補者の応援者の場合が多いのではないか。日本の公職選挙法では、選挙期間中のインターネットでの情報発信はストップ、戸別訪問は禁止、選挙カーでは名前の連呼のみ等という規定です。住民が候補者情報を得ることは難しい状況です。

演説会では、市長も応援弁士として来ておりしました。市長という立場で、国からの予算どりのためなのでしょうが、政権をとっている党に応援してきた習わしがあるようです。今回の衆議院選で橋元大阪府知事などはどちろかの政党を応援するのではなく、中立の立場をとりました。私は議員になって初めて感じた疑問です。皆さんの考えは如何ですか?

下記は「JnnJnnインターネット新聞」◆今日の14日トップニュースを田中龍作氏の文章から、
一部お借りして、ご紹介します。
http://www.news.janjan.jp/government/0908/0908138712/1.php
大きなな写真がアップされていて、臨場感あふれています。
ぜひ、元の記事をお読み願います。

「若者にアクセスしたい」民主党がインターネット公開座談会

読者諸氏もご存知のように公職選挙法は選挙期間中、政党や候補者がインターネットを選挙活動に使うことを禁じている。マニフェストを掲示することさえ許されないのだ。遅れているというよりお笑い草だ。しかも薄ら寒ささえ覚える。

 ネット後進地域の永田町にあって「政権を取ったらインターネット選挙を解禁する」と公言している民主党が13日、都内でブロガーらと座談会を持った。Yahooは討論会のもようをインターネット動画でライブ中継した。
あいち森と緑づくり税について

「市民の声」の回答を県会議員さんから伺いました。
この税は森林を伐採したからそれを復活するというより、放置された東三河の里山を守るためにスタートしたものだそうです。県会議員さんは今選挙で多忙とのことで、電話での数分の会話しかできず、皆様に納得できる回答になりませんでした。

新たな施策の流れ
○個人県民税・法人県民税の均等割りの超過課税
 個人  年間500円増
 法人  5%(資本金により年間1000円から40000円増

○税収見込み
 年間 約22億円 初年度15億円

○当面の超過課税期間
 平成21年度から5年間(最終年度を目処に延長継続の必要性を検討)

この事業自体必要なことではあるが、それぞれの地域では不必要な開発のために森林が伐採され、洪水が起きている昨今、これらの計画にもメスを入れる政策をとりいれてもらいたいものです。今後もこれらについて調査をしていきます。

「あいち森と緑づくり税」について詳しい情報を入手したい方は、愛知県環境部 環境行政課のホームページをご覧ください。
 
 見逃すと損

西寺雅也氏と語る会前多治見市長)
                 
  財政危機に瀕した多治見市を改革をしていった元市長の講演が、阿久比で下記の日程で行われます。職員削減、構造改革などを手掛けてきて、貯金ゼロだったのを45億円までにした素晴らしいお話です。行政、市民、議員の方ぜひどうぞ!

日時        8月10日(月)午後6時30分~8時30分

場所        宮津公民館(阿久比町)

阿久比町会議員 大村文俊主催         090-1753-6496
要望をする必要あり

匿名さんからの前の記事に対し、下記のコメントが来ました。

存在感のない県会議員さん
匿名さんの訴えは、民主主義の原則にも劣るもので、神田県政もこんなものかなと思いますが、市には市会議員、県には県会議員というものが存在するはずです。特に一人区の県会議員は市会議員に対してある種の報告・連絡・相談義務があると思いますが、県会議員との関係はどのような物なのでしょうか?とにかく県会議員の活動振りが全く見えてきません。今回の件でも、県会議員からの報告はあったのでしょうか?

上記の下線部分についてなるほどその通りだと思います。しかし現実は、県会議員さんとは私が議員になってから一度も話をしたことがありませんし、報告もありません。常滑の場合、自由民主党系議員(県会議員も)を掲げている方たちが16人もいます。その中で14人の男性が同じ会派です。

その方たちと県会議員は交流があるようですが、他の議員にはないようです。しかし、常滑市民の支援を得て当選した議員は平等であるので、報告は全員にする義務があるのが当然です。

市会議員は、委員会研修、政務調査費での研修、派遣議員など、各々勉強会に行きますが、それも提出書類のみで議員間での報告会など行われたことがありません。

皆さんのこのような意見により、新たな改革がなされます。市民へ納得いくようなな情報がいくような議会にならなくてはと思います。議会での今の常識も世間で通用しないことも多々あります。もっと風通しのいい議会にせねばと思います。

先日市民より匿名のFAX頂きましたので、下記に掲載しました。


一市民として意見を述べさせてください。

私たちが選んだ議員として日ごろの活動に賛同していますが、常滑は保守的なところで改革などとても難しい土地柄です。(中略)井上議員に賛同している市民は多いと思います。頑張ってください。

ところで、先日市のほうから、市民、県民税の通知が来ました。あいち森と緑づくり税という名目で私たちの年金から自動的に引き落とすとありました。これはどう考えてもおかしなことです。

片方でどんどん緑をなくして、野鳥の餌場、ねぐらを潰しておいて、やりすぎたから県民から承諾もなしに自動的に引き落とすのはひどいと思います。金額の問題ではなく、振り込み詐欺より悪いと思います。このことは愛知県だけとのことです。

こんなことで海がきれいにする、空を綺麗にすると、承諾なしに自動的に引き落とすことが許されますか。金額が少なければいいだろうとの事かも分かりませんが、とんでもないことです。

どうか今後も私たちのリーダーとして活躍してください。もちろん、応援をしております。
                                 一市民より

あいち森と緑づくり税について、どのような経過で税金に加算されて来たのか調べてみたいと思います。
このような疑問をお持ちの方は、手紙なり、メールなどをどんどんおお送り下さい。お待ちしています。


降りてゆく生き方

本日8月2日、半田市福祉会館で「降りてゆく行き方」という映画を見に行きました。
これは、主演の武田鉄矢が、ある会社の社長に頼まれ、土地を買収する仕事を頼まれた。自然が残る広大な土地を開発し、そこにオワシスの観光地をつくるという構想である。

農業を手伝ったりして、農夫の心をつかみ土地の契約にこぎつける。しかし、他方反対運動の首謀者が故人になった同級生の息子だった。街頭演説や署名運動をするが、開発は決定されてしまった。

ある日子供たちが、熊を殺す人間を見て真剣に命を考えるようになった。学校の先生だった彼はそれを見て、自然を破壊して本当に人間の命が守れるのだろうかと真剣に思い、市長選に出る。

買収運動をしていた武田鉄矢は、やはりお金ではなく自然が命を守るということがわかり、選挙を応援する。大変苦戦をしたが、当選するというお話である。

それまでは、自然を破壊し、開発をして行くことが登りの人生でだれもがそれが正しいと信じてきた。しかし、本当にそうであろうか、お米にしろ人間がつくるのではなく、自然がつくるのであるという。
本来そこにある文化歴史を大切にすることが、とても重要だということを教えてくれた映画であった。

降りていく行き方も今一度じっくり考えてもいいのではと感じました。
降りていく行き方
上演後、出演者のお話を聞くことができた。